キルデリク2世(Childeric II, 653年 - 675年)は、メロヴィング朝の7代目の国王(在位:673年 - 675年)。アウストラシア王(在位:662年 - 673年)。
生涯
クローヴィス2世の次男。アウストラシア王シギベルト3世の娘ビリキルディスと結婚し、662年にキルデベルト養子王が崩御した後、アウストラシア王とされた。
673年に兄のクロタール3世が崩御すると、全フランクの国王とされたが、675年にルーアン近くのブロトンヌの森で、ネウストリア貴族によって王妃とともに暗殺された。
墓は1645年パリ近郊で発見されている。
脚注
参考文献
- レジーヌ・ル・ジャン 『メロヴィング朝』 白水社、2009年
- 柴田三千雄 他 『世界歴史大系 フランス史1』、山川出版社、1995年
関連項目
- フランク王の一覧




