立泉寺(りゅうせんじ)は、東京都港区にある浄土真宗本願寺派の寺院。
歴史
1626年(寛永3年)、佐々木信寿の開基である。佐々木信寿は武蔵国に住んでいたが、浄土真宗本願寺の顕如の檄に応じて石山本願寺に馳せ参じ、織田信長と戦った。信寿は石山合戦で戦功を挙げ、顕如より「利休」という法名が与えられた。合戦終了後は武蔵国に戻り、江戸において孫の了伝法師とともに寺を創建した。これが当寺の起源である。
元々は麻布龍土町(現・港区六本木)に位置していたが、1889年(明治22年)に東京府南豊島郡中渋谷村(現・東京都渋谷区)に移転し、1897年(明治30年)に現在地に移転した。
交通アクセス
- 外苑前駅より徒歩4分。
脚注
参考文献
- 東京市赤坂区 編『赤坂区史』東京市赤坂区、1942年




