北長森村(きたながもりむら)はかつて岐阜県稲葉郡に存在した村である。現在の岐阜市の南東部に該当する。
村名は、この地域に存在した荘園「長森荘」の北部ということから命名された。
大日本帝国陸軍歩兵第68連隊が設置されていた村である。
歴史
- 江戸時代末期、この地域は美濃国厚見郡に属し、天領、磐城平藩領であった。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 方県郡の一部、厚見郡、各務郡が合併し、稲葉郡となる。この地域は稲葉郡となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 岩戸村、北一色村、野一色村、左兵衛新田、水海道村、岩地村、前一色村が合併し、北長森村となる。
- 1908年(明治41年) - 歩兵第68連隊が設置される。
- 1940年(昭和15年)7月1日 - 岐阜市に編入される。
教育
- 北長森尋常高等小学校(現岐阜市立長森北小学校)
交通
- 名古屋鉄道美濃町線
- 兵営前駅、野一色駅、琴塚駅
史跡
- 琴塚古墳
その他
- 歩兵第68連隊跡地は、岐阜県総合医療センター、岐阜東中学校・高等学校、富田高等学校、岐阜市立長森中学校などになっている。
脚注
関連項目
- 岐阜県の廃止市町村一覧




