広之田町(ひろのたちょう)は、愛知県瀬戸市品野連区の町名。丁番を持たない単独町名である。

地理

  • 瀬戸市の北部に位置する。西を北丘町、北を上半田川町、東を上品野町、南を品野町・落合町と隣接している。
  • 国道が南北に通り、国道周辺の丘陵地を開発して、公共施設やゴルフ場などが建築された。
  • 南部に市営広之田住宅がある。建設は1956・1957年(昭和31・32年)に行われ、建物の老朽化に伴い2005年(平成17年)より募集は停止されている。2016年(平成28年)ごろより、退去済みの住宅から順に取り壊しが行われており、2020年(令和2年)4月1日時点の戸数は36であり、そのうち18戸が利用されている。

河川

  • 山崎川(鳥原川支流) : 町の中央部を南流している。
  • 市郎兵衛川(鳥原川支流) : 町の西部を南流している。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる。

歴史

町名の由来

1841年(天保12年)中水野村絵図に「廣ノ田」、1849年(嘉永2年)村絵図に「広ノ田」と表記されており、江戸時代から存する地名である。その後、1953年(昭和28年)頃から開拓され、口広之田、奥広之田の小字が生まれ、瀬戸市合併時に現在の町名となった。

沿革

  • 1965年(昭和40年)5月1日 - 瀬戸市大字中品野字広ノ田の全域により、同市広之田町として成立。

世帯数と人口

2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

交通

鉄道

町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。

バス

瀬戸市コミュニティバス「上半田川線」

  • 道の駅しなの - しなのバスセンター - 上半田川転回場 系統 : 広之田集会所バス停広之田バス停

道路

  • 国道248号 : 町の中央部を南北に貫くように通っている。
  • 国道363号(瀬戸バイパス) : 町の南部の広の田交差点から東に向かっている。
  • 愛知県道208号上半田川名古屋線 : 町の北部を東西に通っている。

施設

  • 瀬戸市立品野中学校 : 1947年(昭和22年)4月に開校し、1970年(昭和45年)に現在地に移転。2022年(令和4年)5月1日現在の生徒数は255人、教員数は33人。
  • 瀬戸市蛇ヶ洞浄水場 : 1974年(昭和49年)2月より浄水を給水。第3期拡張事業の一環として建設された。水源は蛇ヶ洞貯水池。
  • 品野セラミックタイル工業 : 1963年(昭和38年)5月設立。床・壁タイルの製造を行っている。
  • LIXIL物流 瀬戸物流センター : LIXIL商品の物流を担う株式会社LIXILの100%出資子会社。全国にある13拠点の主要物流センターのうちの1つ。

その他

日本郵便

  • 郵便番号 : 480-1203(集配局:瀬戸郵便局)。

脚注

出典

注釈

参考文献

  • 瀬戸市 編『昭和40年5月1日施行 町名設定調書(品野地区)』瀬戸市、1965年。 
  • 愛知県小中学校校長会 編『六三制教育三十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1978年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。 
  • 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。 

関連項目

  • 瀬戸市の地名
  • 広田町 (曖昧さ回避)

外部リンク

  • 瀬戸市ホームページ
  • コミュニティバス利用案内 | 瀬戸市ホームページ

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