中千住駅(なかせんじゅえき)は、かつて東京都足立区に存在した東武伊勢崎線の鉄道駅。
概要
当駅は伊勢崎線の牛田駅 - 北千住駅間に1924年(大正13年)に設置された駅とされる。設置当初は「千住駅」という名称であり、1930年(昭和5年)に中千住駅と名前を改め、1953年(昭和28年)まで存在した駅である。駅として廃止された後、伊勢崎線の貨物支線である千住線(千住駅、末期は秩父セメント千住サービスステーション専用線発着貨物のみの取り扱いであった)の分岐点として1987年(昭和62年)まで存続した。
中千住駅が設置された場所は、北千住駅の南にある大踏切通りのすぐ南側で、現在の住所の表示で言えば東京都足立区千住東1丁目22番付近である。
歴史
- 1924年(大正13年)10月1日 - 千住駅(せんじゅえき)として開業。
- 1930年(昭和5年)2月28日 - 中千住駅に改称。
- 1935年(昭和10年)11月1日 - 千住線(貨物線)、当駅 - 千住駅間開業。
- 1945年(昭和20年)4月15日 - 営業休止。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 中千住駅廃止、中千住信号所となる。
- 1962年(昭和37年)3月23日 - 中千住信号所廃止、千住分岐点となる。
- 1987年(昭和62年)5月1日 - 千住線廃線に伴い千住分岐点廃止。
脚注
参考文献
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』3号 関東1、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008年7月。ISBN 9784107900210。
外部リンク
- 北千住駅(中千住・西千住・千住駅)今昔物語




