2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENTは、2010年に開催された2度目のPDC CHALLENGE TOURNAMENTである。
優勝者は、2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権が得られる。 本年のチャンピオン及び2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ出場者は、橋本守容となった。
この年におけるThe Finalも、来日したラス・ブレイがレフリーを務めた。
本戦の日程・会場・放送など
本戦の日程、会場、放送などの情報は、以下の通りである。
形式
まず、東日本予選と西日本予選があり、これらの予選を通過するとThe Finalに出場できる。 なお、各予選とThe Finalの3つのイヴェントは、それぞれ1日のうちに行われる。
全試合、
- スロウ・フォー・ブルで最初のレッグにおける先攻を決定し、レッグごとに先攻後攻を交代
- レッグ形式
- タイブレイク無し
で行われる。
東日本予選・西日本予選
東日本予選と西日本予選の形式は、参加人数が異なることにより試合数が異なることを除けば、形式は基本的に同じである。 また、2010年は2009年とは逆に、東日本予選が行われた後に西日本予選が行われたが、前者において上位4名に残れなかったプレイヤーは、後者に参戦することも可能であるため、日本のトップ層を中心に両予選に名前が見られるプレイヤーが多い。
両予選は、ラウンドロビンと本戦の2段階になっている。
ラウンドロビン
まず、ラウンドロビン形式のグループ戦を行う。
本戦
本戦は、シングル・エリミネイション形式で行われる。 この年より、The Final出場者が決定する準々決勝で終了し、準決勝や決勝は行われなくなった。
The Final
ラスト8からのシングル・エリミネイション形式である。
レッグ数
レッグ数は、以下の通りとなっている。
結果
東日本予選
本戦
本戦における結果は、以下の通りである。 東日本予選からのThe Final出場プレイヤーは、江口祐司、勝見翔、星野光正、そして安食賢一であった。
ラスト16
準々決勝
ここで勝者が、The Final出場となった。
西日本予選
本戦
本戦における結果は、以下の通りである。 西日本予選からのThe Final出場プレイヤーは、赤松大輔、竹内淳、橋本守容、そして村松治樹であった。
ラスト16
準々決勝
ここでの勝者が、The Final出場となった。
The Final
The Finalの結果は以下の通りである。 チャンピオン及び2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権を得たのは、橋本守容であった。
2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの結果
ここでは、2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおける橋本守容の結果を紹介する。
昨年の村松治樹に続き、橋本は、PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおいて、第0ラウンド (Preliminary Round) を通過し、第1ラウンド出場を果たしたプレイヤーとなった。
橋本は村松とは異なり、第1ラウンドでは1レッグも取得できず完封負けとなってしまった。 しかし、対戦相手のゲイリー・アンダーソンは、昨年、ロニー・バクスターに村松に続いて第2ラウンドにおいて0-4で敗退させられたときよりも実力が大幅に向上しており、橋本との対戦後決勝戦まで到達し、平均値も決勝戦以外で100を切ることがなく、このワールド・チャンピオンシップ後に行われた2011 プレミア・リーグ・ダーツではチャンピオンとなって初のPDCにおけるビッグ・タイトル獲得を果たすなど、強敵となっていた。
第0ラウンド
形式: ベスト・オヴ・7・レッグズ
第0ラウンドにおける橋本の対戦相手は、プロフェッショナル・ダーツ・プレイヤーズ・アソシエイション予選を勝ち抜いたマット・パジェットであった。
結果は、以下の通りである。
統計値
取得レッグ
第1ラウンド
形式: ベスト・オヴ・5・セッツ (各セットはベスト・オヴ・5レッグズで第5セットのみタイブレイクあり)
第1ラウンドにおける橋本の対戦相手は、当時PDC オーダー・オヴ・メリット11位、PDC移籍前はBDOとWDFの両ランキングとも1位であったゲイリー・アンダーソンであった。
統計値
取得レッグとセット
ゲイリー・アンダーソンの結果
橋本守容を撃破したゲイリー・アンダーソンは、その後決勝まで勝ち進んだ。 2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおけるアンダースンの結果は、以下の通りである。
参照・脚注
外部リンク
- PDJ Official Site PDJ
- PDC World Japan Qualifyin Event Winners Darts Database
- PDC CHALLENGE TOURNAMENT 2010 J-STUDIO (東日本予選と西日本予選の動画が視聴可能)
- Planet Darts Professional Darts Corporation (英語)




