この一覧はテムズ川の河川横断施設をリストしたものである。200以上の橋、27のトンネル、6つの公共フェリー、索道(ロープウェイ)が一本、洗い越し(ford)が一箇所ある。本リストには歴史上存在した施設や建設予定の横断施設、各種横断施設に関する簡単な解説も含まれる。下流のエスチュアリから上流の水源に遡る順番で記述する。
北海からロンドン
建設計画
ロウワー・テムズ・クロッシング(Lower Thames Crossing)がダートフォード・クロッシングの東に計画中であり、2009年4月に3つの計画が提案された。
イーストロンドン
建設計画
- 新しい鉄道トンネルがプラムステッドとノース・ウーウィッチの間にクロスレールの一部として建設中である。
- シルヴァータウン・トンネル(Silvertown Tunnel)がブラックウォール・トンネルの代替として計画中であり、グリニッジ半島とシルヴァータウン西部をつなぐ。
- ギャリオンズ・リーチ・フェリー(Gallions Reach Ferry)がウーウィッチ・フェリーにかわるフェリーとして計画中で、ベックトンテムズミードをつなぐ予定である。
- ベルヴェデーレ・クロッシング(Belvedere Crossing)はロンドンのベルヴェデーレとレイナムの間をつなぐトンネル・橋として計画中である。
- 歩行者・自転車用のロザーハイズとカナリー・ワーフをつなぐ橋であるロザーハイズ・クロッシングの計画がある。
セントラルロンドン
かつて存在した横断施設
- 第二次世界大戦中、少なくとも2本の「緊急テムズブリッジ」(Emergency Thames Bridges)が敵襲に備えて作られた。1本は1942年にヴィクトリア・エンバンクメントからロンドン・カウンティ・ホールまでのものであった。この橋は1948年に破壊された。2本めはミルバンク、テート・ブリテンの外に1942年に作られた。この橋も1948年に破壊された。
建設計画
- ウォータールーとブラックフライアーズ・ブリッジの間にガーデン・ブリッジ(Garden Bridge)という歩行者用橋を作る計画がある。
- ナイン・エルムズからピムリコの間に自転車と歩行者用の橋を作る計画がある。
南西ロンドン
建設計画
- バターシー鉄道橋の脇に歩行者用の橋であるダイヤモンド・ジュビリー・フットブリッジ(Diamond Jubilee Footbridge)を作る計画があり、2013年に建設計画許可が出た。
サリーからウィンザー
かつて存在した横断施設
- ダチェット・ブリッジ(Datchet Bridge)は1707年に建てられ、1848年に取り壊された。
- ウォルトン・ブリッジ(Walton Bridge)は2013年に開通し、1953年と1999年に建築された古い橋がその際に廃止された。
ウィンザーからレディング
レディングからオックスフォード
オックスフォードからクリックレイド
クリックレイドから先
クリックレイド以降の橋についてはすべてをリストすることができない。アシュトン・キーンズにある私有地へのアクセスを確保したり、畑地をつないだりする小さな橋が多数あり、こうしたものが全て把握できているわけではない。また、名前がなかったり不明だったりするものがある。
脚注
参考文献
- Tucker, Joan (2012). Ferries of the Upper Thames. Amberley Publishing. ISBN 9781848689671




