バーフラー級戦艦 (Barfleur class battleship) は、イギリス海軍がかつて用いていた前弩級戦艦の艦級。
概要
中国および太平洋方面で運用するために建造された二等戦艦。中国の河川で活動することを想定して小型、軽装甲、浅吃水、長航続力の艦とし、その代り主砲の口径は当時の戦艦の標準だった305mmでなく、254mmに抑えた。全体としてロイヤル・サブリン級戦艦の縮小型であり、高い乾舷を有する。また主砲には装甲シールドが設けられている。
同型艦2隻とも1894年に完成し、1900年の義和団の乱の際には極東にあって警戒に当たるなど、所期の任務を果たした。両艦とも1909年に除籍され、1910年に売却された。
艦名
- バーフラー:北フランス・ノルマンディーのバルフルール岬、および1692年にその付近で行われた英仏両軍による海戦。
- センチュリオン:古代ローマ軍の百人隊長。
関連項目
- イギリス海軍艦艇一覧
- 戦艦一覧
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