シルヴァン・カンブルラン(Sylvain Cambreling, 1948年7月2日 - )は、フランスの指揮者。

人物・来歴

1948年、アミアンの生まれ。パリ国立高等音楽院でトロンボーンを専攻し、当初はトロンボーン奏者としてリヨン国立管弦楽団などで活動する。1975年に同楽団で指揮者としてデビューし、ブザンソン指揮者コンクールで第1位を受賞する。1981年にベルギー王立歌劇場の音楽総監督に就任し、総裁のジェラール・モルティエと共に様々な演出家を起用してオペラの上演を行った。アンサンブル・アンテルコンタンポランにもたびたび客演し、現代音楽も得意としている。

その後、フランクフルト歌劇場の音楽総監督を務めたが、財政難(自己資金まで使ってポスターを作って貼った)で辞任する。また、バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団(旧南西ドイツ放送交響楽団)の首席指揮者となり、ドナウエッシンゲンなどで現代音楽を頻繁に取り上げる一方、モルティエに呼ばれてルール・トリエンナーレやオペラ・バスティーユにもたびたび客演している。

2010年4月から2019年3月まで読売日本交響楽団の常任指揮者(2019年4月から同桂冠指揮者)、2012年からシュトゥットガルト州立歌劇場の音楽総監督を務める。

脚注

注釈・出典



駿河屋 シルヴァン・カンブルラン 読売日本交響楽団 / ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」(クラシック)

読響「第9代常任指揮者」にシルヴァン・カンブルラン氏 ニュース 読売日本交響楽団

シルヴァン・カンブルラン指揮 読売日本交響楽団 (クラリネット イェルク・ヴィトマン) 2018年 1月13日 サントリーホール 川

Derives~作品集 シルヴァン・カンブルラン、エミリオ・ポマリコ、ケルンWDR交響楽団 グリゼイ、ジェラール(19461998

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